女性が仕事でシンプルにしたいこと1位は「社内のシステムやルール」

日本コカ・コーラとサンケイリビング新聞社が発行する「シティリビング」は、女性会社員を対象に、「彼女たちにとってのシンプル」について調査を実施した。調査は4月15日～21日にかけて行われ、656人から有効回答を得た。

「シンプル」と聞いて瞬時に抱くイメージは、ポジティブとネガティブどちらであるか尋ねたところ、94.2%が「ポジティブ」と回答した。具体的にどんなイメージかキーワードを尋ねると、最も多い回答は「ムダがない」(87.0%)という結果になった。働く女性の多くが、シンプル=ムダがなく、ポジティブなイメージであると捉えているようだ。

「自分はシンプルでありたい、またはシンプルな自分でいたいと思うか」と尋ねたところ、87.0%が「思う」と回答した。しかし、実際に自分自身はシンプルであると思っている人は53.2%。「シンプルでいたい」という願望と現状には、まだギャップがあることがわかった。

次に、仕事において「シンプルではないと感じていること」と「シンプルにしたいと思っていること」について聞いた。1位はともに「社内のシステムやルール」(57.5%と51.8%)、2位は「自分の担務・業務」(34.8%と40.9%)、3位は「同僚・先輩・後輩とのコミュニケーション」(30.9%と29.7%)だった。

コミュニケーション関係で1番ポイントが高かったのは、ともに「同僚・先輩・後輩とのコミュニケーション」だった。仕事のコミュニケーションにおいて、上司・部下といったタテの関係よりも、同僚・先輩・後輩というヨコの関係に気を遣っていることがわかる。