NTTドコモは26日、スマートフォン版ATOKとして初めて「Super ATOK ULTIAS」を搭載したAndroidスマートフォン「ARROWS NX F-05F」(富士通製)の発売日を5月30日に決定したことを発表した。
「ARROWS NX F-05F」は約5.0インチのフルHD、TFT液晶ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン。省電力ディスプレイ「White Magic」を搭載したことで、約1000カンデラの明るさを実現した。直射日光の下でも見やすく、鮮やかに映像を写しだすことができる。
文字入力にはスマートフォン版ATOKとして初めて「日本語英語辞書」、「郵便番号辞書」、「町名住所変換辞書」、「6地域の方言辞書」などを搭載した、「Super ATOK ULTIAS」を採用。精度の高い予測変換や、誤入力を自動で補正するなど、ユーザーの文字入力をサポートする。
背面には2070万画素、内面には130万画素のCMOSカメラを内蔵。イメージセンサーは「Exmor RS for mobile」、画像処理エンジンには「GRANVU」が搭載され自然な色味での撮影を実現したという。背面カメラの下部には指紋認証センサーを設置。指一本でロックを解錠できる。
主な仕様としては、OSがAndroid 4.4、CPUが2.3GHz クアッドコア、MSM8974AB。サイズは高さ約140mm×幅約69mm×厚さ約10.4mmで質量約159g。バッテリー容量は3200mAh、LTE連続待受時間が約720時間、3G連続待受時間が約860時間、GSM連続待受時間が約690時間で実使用時間は約88.2時間。防水防塵はIPX5/IPX8。内蔵メモリはROMが32GB、RAMが2GB、外部メモリはmicroSDが最大2GB、microSDHCが最大32GB、microSDXCが最大128GBまでとなっている。
通信面ではVoLTE、下り150Mbps/上り50MbpsのXi LTE、下り14Mbps/上り5.7MbpsのFOMA ハイスピード、Bluetooth 4.0、LTE対応周波数帯は2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz、Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応している。LTE/3GとWi-Fiを同時接続できる「マルチコネクション」搭載で、ワンセグ/フルセグにも対応(ロッドアンテナ内蔵)している。カラーバリエーションは、Red、Gold、Whiteの3色から展開される。
(記事提供: AndroWire編集部)