YKK APは6月2日、「防火ドアGシリーズ 玄関ドア」に、洋風系・モダン系デザインを中心とした9種類の新デザインモデルを追加する。
防火性能も高めた
同商品は、新世代ドアキーシステム「スマートコントロールキー」を標準装備した個別認定品。
洋風系デザインは、形や質感にこだわったロートアイアン調の装飾や、天然木の経年変化によるそりをイメージした板張りなど、木製ドアの自然な表情を追求。モダン系デザインは、アクセントパネルに角や丸窓を並べ、スタイリッシュな印象を表現した。
更に全デザインが、リモコン、カードキー、シールキー、「おサイフケータイ」「楽天Edyカード」をカギとして使用できる「NEWポケットKey」に対応。手動錠も選択できる。
また、防火性能を高めるための様々な機能も搭載。ハンドルのラッチの他に扉上部には「ヒューズラッチ」、扉下部には「連動ラッチ」を追加したトリプルラッチ構造で、「ヒューズラッチ」は火災の際に、「連動ラッチ」はハンドルのラッチと連動してラッチがかかることで、扉を枠に拘束し、炎が外部に漏れるのを防ぐ。
枠内部や採光部のガラス周囲には、スチールの補強芯材を追加。熱による変形を防ぐとともに、気密材などに燃えにくい素材を採用した。火災の際の高熱で膨張することで、すき間をふさいで炎がもれるのを防ぎ、部材を熱から保護する加熱発泡剤を貼り付けている。
枠バリエーションは、片開きドア(ドア高さ2,312㎜/2,000㎜)、親子ドア(ドア高さ2,312㎜/2,000㎜)の2種。参考価格はスマートコントロールキー 153デザイン D4仕様 片開きモデルの場合、ピタットKey付きで62万8,000円、NEWポケットKey付きで67万8,000円となっている。