JR東日本長野支社は23日、夏の期間(7月1日から9月30日まで)に運転する臨時列車の概要を発表した。7月に国鉄色の臨時列車が複数設定され、9月末には快速「ブルートレイン信州」も運転される。
7月5日には、国鉄色の特急形電車による快速「懐かしの篠ノ井線183系」(松本~長野間)・「懐かしの大糸線189系」(松本~白馬間)が登場。ともに全車指定席の6両編成で、下り列車は松本駅を10時12分に発車。国鉄色183系・189系の同時出発を見られる。
7月19・20日には、快速「懐かしの115系横須賀色」が大糸線松本~南小谷間で運転される。横須賀色(クリーム色と青色のツートンカラー)の115系6両編成(全車自由席)に、通常は営業運転に使用されないクモユニ143系1両を連結する。7月21日は茅野~長野間で快速「懐かしの115系湘南色」を運転。湘南色(濃いオレンジ色と濃い緑色のツートンカラー)の115系3両編成(全車自由席)にクモヤ143系1両が連結される。
中央本線富士見駅の開業110周年に合わせ、9月28日に快速「ブルートレイン信州」も運転。24系客車6両編成(全車指定席)をEF64形が牽引し、長野~富士見間を1往復(長野駅8時10分発・富士見駅12時26分着、富士見駅15時31分発・長野駅20時9分着)する。
長野支社ではその他にも、HB-E300系の快速「リゾートビューふるさと」「ナイトビュー姨捨」「リゾートビュー八ヶ岳」、ジョイフルトレイン「いろどり」を使用する快速「北信濃高原満喫号」などの臨時列車を運転。長野新幹線「あさま」や特急「あずさ」「しなの」も増発される。同支社が夏の期間に増発する新幹線・特急列車の本数は合計1,119本(新幹線792本、在来線327本)となっている。