ASUSTeK Computerは21日、Radeon R9 290を搭載したグラフィックスカード「R9280-DC2T-3GD5」を発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は38,000円前後。

R9280-DC2T-3GD5

リファレンス仕様からブーストクロックとメモリクロックを引き上げたオーバークロック仕様の製品。ブーストクロックはリファレンスの933MHzから980MHzへ、メモリクロックは5,000MHzから5,200MHzへオーバークロックしている。

ヒートパイプをGPUに密着させた独自の「DirectCU II」クーラーを搭載することで冷却効率を向上させたほか、ファンブレードの根元にブロアーファン、先端に通常のファンブレードを使用する「CoolTechファン」で、効率のよいエアフローを生み出すという。

このほか、マザーボードにも採用するデジタル電源回路「DIGI+ VRM」(12フェーズ)で安定した電力供給をサポート。各種部品の素材には独自基準の部品「Super Alloy Power」を採用することで性能を向上させている

主な仕様は、ストリームプロセッサ数が1,792基、コアクロックが874MHz、ブーストクロックが980MHz、メモリクロックが5,200MHz、メモリが384bit接続のGDDR5 3GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express 3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源コネクタは8ピン+6ピン。本体サイズは約W285×D145×H38mm。