ASUSTeK Computerは23日、液冷対応クーラーを採用した搭載グラフィックスカード「POSEIDON」シリーズの新モデルとして、GeForce GTX 770を搭載した「POSEIDON-GTX770-P-2GD5」を発表した。本日より発売し、価格はオープン。店頭予想価格は62,000円前後。
ベイパーチャンバーを使用した液冷対応クーラー「DirectCU H2O」を搭載。G1/4ネジに対応する液冷ホースソケットを備え、ASUSによるとネジ径にさえ対応すれば、市販のどの液冷システムも接続できるという。
ベイパーチャンバーには3本のヒートパイプも搭載し、通常の空冷クーラーと同じように、ヒートパイプ+放熱フィン+ファンによる冷却も可能で、空冷と水冷を同時に行うことで冷却効果を高めている。なお、液冷を使用せずに空冷のみでの使用も可能となっている。
搭載するGPUは動作クロックを引き上げており、コアクロックはリファレンス仕様の1,046MHzから1,111MHz、ブーストクロックは1,085MHzから1,163MHzへオーバークロックしている。
このほか主な仕様は、CUDAコア数が1,536基、ベースクロックが1,111MHz、ブーストクロックが1,163MHz、メモリクロックが7,010MHz、メモリは256bit接続のGDDR5 2GB。PCとの接続バスインタフェースはPCI Express 3.0 x16、補助電源は6ピン×1と8ピン×1。出力端子はHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。本体サイズは約W287×D137×H41mm。