エムエスアイコンピュータジャパンは23日、AMD Radeon R9 270Xを搭載するグラフィックスカード「R9 270X GAMING 2G ITX」を発表した。5月23日より発売する。店頭予想価格は23,680円前後。
奥行きが170mmと短く、ケース内部のスペースが限られたPCにも内蔵しやすくなっている。独自設計の「RADAXファン」を採用し、アキシャル(軸流)ファンとラジアル(放射)ファンを組み合わせることで、冷却性能と静音性を両立している。
コンデンサ類はすべて固体コンデンサを使用。電流容量や電力効率は10%向上しており、省電力性と耐久性にも優れる。ファンスピードとコアクロックを3段階で調整する簡易オーバークロックユーティリティ「Gaming App」を使用できるほか、ファンスピード調整や動画キャプチャが可能なツール「AfterBurner」にも対応する。
主な仕様は、ストリームプロセッサ数が1,280基、コアクロックが1,030MHz、メモリクロックが5,600MHz、メモリバス幅が256bit接続のGDDR5 2GBを搭載、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express 3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-I-DL×2、DisplayPort×2。本体サイズは約W170×D35×H120mm、重量は585g。