リコーイメージングは、中判デジタル一眼レフカメラ「PENTAX 645Z」を6月27日に発売すると発表した。価格はオープンとなっている。推定市場価格は本体のみで80万円前後(税別)。

「PENTAX 645Z」

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リコーイメージング、5,140万画素CMOS搭載の中判一眼レフ「PENTAX 645Z」(2014年4月15日)

PENTAX 645Zは4月15日に発表されたハイアマチュアからプロユース向けの中判デジタル一眼レフカメラ。製品発表当初は6月末とされていた発売日が、今回正式に決定した。

2010年3月に発表された「PENTAX 645D」をベースに、撮像素子が有効4,000万画素から5,140万画素のものへ変更、画像処理エンジン「PRIME III」の搭載など、性能向上が図られた。イメージセンサーがCMOSへ変更されたことで、ライブビュー撮影も可能となり、背面のモニターは上下にチルト可能とされた。

主な仕様は、マウントがペンタックスバヨネットAF2 マウント、撮像素子が有効約5,140万画素・43.8×32.8mmサイズのCMOSセンサー、対応感度がISO100~ISO204800、シャッタースピードが1/4,000秒~30秒となっている。ファインダーは視野率が約98%、倍率が55mm・F2.8で約0.68倍、75mm・F2.8で約0.85倍のケプラーテレスコープ式トラピゾイドプリズムファインダー方式だ。サイズは約W156×D123×H117mm(突起部を除く)、重量は本体のみで約1,470g、電池とSDカードを含む状態で約1,550g。

「PENTAX 645Z」フォトギャラリー(クリックで拡大とスライドショー)