阪神バスは23日、2014年6月17日から、定期券をICカード「hanica」で発売すると発表した。これにより、紛失時の再発行が可能になるほか、チャージすることで回数券として阪急バス・阪急田園バスでも利用できるようになる。
対象券種は、通勤定期、通学定期、学期定期。対象区間は、全線、大阪特区、神戸特区。発売額は現行運賃から変更はないが、hanicaカードを持っていない場合は初回のみ預り金として別途500円が必要になる。また、紛失時には再発行手数料がかかる。
鉄道との連絡定期券は引き続き磁気券で発売するほか、グランドパス65は従来通りhanicaで発売する。大阪市交通局との共通定期券は紙券で発売するが、取扱は阪神電車梅田駅定期券売り場のみとなる。また、今回の発売に伴い、ミニ定期券の販売および通勤定期券予約販売は廃止する。
取扱窓口は、阪神電車定期券売り場(梅田駅・尼崎駅・甲子園駅・西宮駅・神戸三宮駅)、阪急バス宝塚駅前案内所(現行の月極定期券から日極定期券に変更、月末月初5日間に限らず定期券の購入が可能)。