豊明は6月上旬、同社の「京都デニム」から新作メンズデニム「斬-ZAN」を発売する。
「京都デニム」は、江戸中期から続く着物製造の老舗が2008年から展開するデニムブランド。桑山豊章氏デザインによる、今回の新作「斬-ZAN 京組紐 Tapered」は、メンズラインとして約1年ぶりの新作となる。
商品の特徴として、職人の手仕事の結晶という伝統工芸の「京くみひも」が、大胆な非対称デザインとしてバックポケットに組み込まれれている。また、縁起の良さと強固なつながりを意味する、六角形の亀の甲羅を3つ組んだ「組亀甲模様」を京くみひもと合わせ、「よいものとのつながりを深める」デザインとした。商品名の「斬」と対をなす「結」の要素を取り入れ、破壊と再生をテーマにジーンズを仕上げたとのこと。
織り方は強度の高い平織りを、生地には最高級コットンを採用し、軽くハリのあるしなやかな履き心地に仕上げ、履く人が長く大切にしたくなるジーンズの制作に力を入れているという。サイズは28・30・32・34・36インチ、価格は5万5,080円。販売は、「京都デニム」直営店の店頭販売および、京都デニムオンラインストアにて行われる。