JR西日本は6月1日から、大阪環状線沿線にちなんだイラストを描いたラッピング列車「OSAKA POWER LOOP」(103系8両編成)の運行を開始する。JR西日本グループによる沿線価値向上のための取組み「大阪環状線改造プロジェクト」の一環となる。
ラッピングデザインには、関西のラジオ局「FM802」が主催するアーティスト発掘プロジェクト「digmeout(ディグミーアウト)」から8名のアーティストが参加。1人が1両を担当し、各車両に設定された、歴史・ランドマーク・自然・伝統芸能などのテーマに合わせたイラストを描いた。「歴史」では大阪城や豊臣秀吉、「ランドマーク」では通天閣や天王寺動物園など、沿線の特徴をあらわす人物や場所、食べ物などが多数描かれている。当分の間、1編成が大阪環状線・ゆめ咲線で運行する予定だ。