KDDI(au)、NTTドコモから2014年夏モデルが相次いで発表された。現在契約中のスマートフォンを最新モデルに機種変更しよう、と考えている人も多いことだろう。そこで本稿では、KDDI(au)の契約者が機種変更する際に注意したいことを、改めておさらいしていきたい。
割賦金の残額に注意
機種変更の手続きは、auショップ・PiPitなどのau取扱店のほか、オンラインショップでも行える。現在契約中のスマートフォンを分割払いで契約していて、かつ割賦金が残っている場合は、機種変更後の端末価格に残金が上乗せされる。その際、毎月割は適用されないので注意が必要だ。例えば割賦金の支払いが1,000円/月で、毎月割が1,500円/月適用されており、あと3カ月の支払いが残っている場合、上乗せされる残金は1,000円×3カ月分=3,000円ではなく、2,500円×3カ月分=7,500円となる。
2年契約はどうなる?
KDDI(au)のAndroidスマートフォンを契約する場合、利用できる料金プランは次の通り。現在使用中のスマートフォンに「誰でも割」を適用させている人は多いことだろう。
「LTEプラン+誰でも割」(934円/月)+「LTE NET」(300円/月)+「LTEフラット」(5,700円/月)
誰でも割は、LTEプラン(1,868円/月)が半額(934円/月)になるオプション。本来なら2年単位の契約が必須で、途中解約の場合は契約解除料として税別9,500円がかかる。
では、2年以内に機種変更をした場合はどうなるのだろうか? 安心してほしい。機種変更の場合は解除料はかからず、新たに2年契約が開始される仕組みとなっている。
なお現在契約中の端末を「フルサポートコース」で購入した場合や、購入時の店舗との契約内容によっては、利用期間が短いという理由で解除料が発生することがある。現在の契約期間については、オンラインサービスの「auお客様サポート」で確認できる。