東芝セミコンダクター&ストレージ社は22日、同社としては初となるクラウド向け3.5インチ大容量HDD「MC04ACA」シリーズを製品化し、5月末から量産出荷することを発表した。

「MC04ACA」シリーズ

「MC04ACA」シリーズは、3.5インチで最大5TBを実現しており、容量ラインナップは2TB / 3TB / 4TB / 5TBの4モデル。プラッタ×1枚あたりの容量は1TB。インタフェースはSATA3.0(6Gbps)対応で、年間180TBのデータ転送が可能という。

そのほか主な仕様は、ホスト側セクタ長が512B、ディスク側セクタ長が4,096B、バッファサイズが128MB、回転数が7,200rpm、平均回転待ち時間が4.17ms、リード/ライト時の消費電力が11.3W、ローパワーアイドル時の消費電力(Typ.)が6.0W。

データ最大連続転送速度は、2TBモデルが140MiB/s、3TBモデルと4TBモデルが150MiB/s、5TBモデルが170MiB/sとなっている。本体サイズはW101.6×D147×H26.1mm、重量は最大720g。