旅行サイト「TripAdvisor」の日本法人であるトリップアドバイザーは、世界の旅行者が訪問した都市を評価する「旅行者による世界の都市調査」を発表した。
16項目中13項目が上位ランクイン
同調査は、世界各国の旅行者が、世界の主要37都市について総合的に評価したもの。交通の便や清潔さ、地元の人たちの親切さや観光・ショッピング・ホテルの満足度など、旅行に関わる16項目を0-10点のスコアで評価した。回答者数は5万4,000人。
その結果、東京は総合的な満足度で1位となった。16項目のうち、「地元の人たちの親切さ」「タクシーのサービスの総合的な評価」「街中の清潔さ」「公共交通機関の評価」「都市に対する総合的な満足度」の5項目について1位を獲得。
また、「タクシーの運転手の親切さ」「一人旅のしやすさ」で2位を獲得したほか、「レストランの評価」「ナイトライフの満足度」で3位となり、「ショッピングの満足度」(5位)、「街中での移動のしやすさ」「ホテルの評価」「家族連れに対するやさしさ」(8位)などもランクイン。16項目中13項目でトップ10に入った。
一方で、16項目の中で11位以下となったのは、「文化に対する評価」(11位)、「観光やアクティビティに対する評価」(13位)、「コストパフォーマンスのよさ」(20位)だった。
東京観光財団の松本泰之氏は、同調査結果について「東京が誇る『おもてなし』の心・サービスが、世界の中でも高く評価されていることをあらためて認識することができる結果となったと思います」とコメントしている。