花王はこのほど、50代女性の「"おでかけ女史"意識調査」の結果を公表した。
同調査は、都内在住の50代女性を対象に4月22日から23日にかけて、インターネットを通じて実施。既婚814名、未婚217名からなる1,031名から回答を得た。「おでかけ女史」とは、積極的に旅行や"おでかけ"を楽しみ、日々の生活が充実している女性のこととしている。
40代までと比べ自由度を増す50代
同調査によると、50代となった今「自由な時間がある」は87.9%、「"おでかけ"をしている」は66.3%と半数以上にのぼった。「"おでかけ頻度"は月1~3回」が42.0%と最も多く、「一緒に"おでかけ"している人」は、友人(52.6%)、1人で(49.8%)、夫(46.3%)が上位となった。
「50代で変化した"おでかけ"傾向」について聞いた。上位は、「家族に気兼ねがなくなった」(23.3%)、「1人が増えた」(22.0%)、「遠出が減った」(21.3%)という結果になった。また、「子どもを通じた付き合いではない"おでかけ"が増えた」という回答もみられた。
「"おでかけ"をする理由」について聞いたところ、「リフレッシュするため・ストレス解消」、「家族・友人等との交流を楽しむ」、「知的好奇心を満たす」、「心に余裕をもつため」が上位にあがった。
目的は知的好奇心や内面の充実
「"おでかけ"のこだわりポイント」を聞いたところ、「トレンドを先取りする」や「出費をしたい」という傾向は低かった。一方で、「気持ちを前向きに」、「知的好奇心を満たす」、「行ったことがないところに行きたい」など、「"おでかけ"をする理由」と同様に、知的好奇心や内面の充実に強いこだわりがあることが明らかとなった。
「"おでかけ"をしたい街」については、1位が「銀座」(29.0%)、2位「鎌倉」(24.2%)、3位は「箱根」(16.1%)と近郊も上位にランクインした。この結果には、"オトナ女性"がゆっくりと過ごせるエリアにひかれる傾向が強いようだとしている。
効果は心身両面に
「"おでかけ"で実感している効果」について聞いたところ、「日常生活に充実感が生まれる」が90.5%に上った。以下、「健康状態を高めることができる」(76.5%)、「実年齢より若く見られる」(62.0%)が続いた。心身両面から"おでかけ効果"を実感している人が多いことがわかった。