パナソニックは5月21日、ステレオヘッドホン「RP-HX750」「RP-HX550」「RP-HX350」を発表した。発売は6月13日で、価格はオープンとなっている。推定市場価格はRP-HX750が10,000円前後(税別)、RP-HX550が6,000円前後(税別)、RP-HX350が3,000円前後(税別)。
3製品とも、DTSが開発したヘッドホン用サラウンド規格「Headphone:X」に対応したステレオヘッドホン。専用アプリ「DTS Headphone:X Music Live」をインストールしたスマートフォンなどと本製品を使って専用のコンテンツを聴けば、2chのヘッドホンでありながら最大11.1chのサラウンドを楽しめる。DTS Headphone:X Music Liveのダウンロードは無料。対応OSはiOS 7.0/7.1およびAndroid 4.1/4.2/4.3/4.4となっている。
RP-HX750は高磁力マグネットを使用した50mmの大口径ドライバーユニットを搭載しており、ビート感のある重低音を再現する。また、不要な振動を抑える制振スタビライザーが高音質を実現。RP-HX550は高磁力マグネットを使用した直径40mmのドライバーユニットで、迫力ある重低音とバランスの良い高音質のサウンドを奏でる。RP-HX350は直径36mmのドライバーユニットを搭載。
3モデルとも、耳の形状に合わせて作られたオーバル型イヤーパッドが採用されており、ハウジングの密閉性を高められている。これにより音漏れを防ぎ、長時間の使用時も圧迫感を感じにくくなっている。
3製品とも密閉ダイナミック型で、インピーダンスは32Ω、音圧感度はRP-HX750が100dB/mW、RP-HX550が96dB/mW、RP-HX350が107dB/mW、最大入力は1,000mW(*IEC)、再生周波数帯域はRP-HX750が7Hz~27kHz、RP-HX550が8Hz~26kHz、RP-HX350が9Hz~25kHzとなっている。3モデルとも、コード長は約1.2mで、プラグは24K金メッキL型の3.5mmステレオミニプラグ、コードを除く質量はRP-HX750が約287g、RP-HX550が約240g、RP-HX350が約171gだ。