ソニーは5月21日、次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)が実施する4K試験放送への対応について発表した。
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HDMI 2.0とHDCP 2.2に対応済みの「X9200B」シリーズ(2014年5月発売) |
ソニーでは、2014年秋の発売をめどに、試験放送に対応したチューナーを開発しているとのこと。価格などは現時点で未定。開発中のモデルは、124/128度CSデジタル放送用チューナー(スカパー!プレミアムサービス用)と、H.265/HEVCデコーダーを内蔵。HDMI 2.0を採用しており、4K/60p信号伝送に対応。また、コンテンツ保護規格のHDCP 2.2に準拠している。4K対応テレビなどと接続することで、NexTV-Fがスカパー!Ch.502で実施する4K試験放送「Channel 4K」の受信が可能だ。
外付けHDDへの録画に対応しており、4Kコンテンツを4K画質のまま保存することが可能だ。また、XAVC Sデコーダー内蔵しており、ソニーの4Kハンディカムで撮影した映像を外付けHDDから再生可能だ。
開発中のチューナーを4K対応テレビや4K対応プロジェクターに接続するには、4K対応テレビや4K対応プロジェクターがHDMI 2.0とHDCP 2.2に対応している必要がある。現在のソニー製テレビ、プロジェクターのHDMI 2.0およびHDCP 2.2への対応状況は下表の通り。ソニーがこれまで発売してきた4K対応のテレビやプロジェクターは、全モデルが4K試験放送に対応可能となる(有償アップデートも含む)。
| 製品名 | HDMI 2.0への対応 | HDCP 2.2への対応 |
|---|---|---|
| 「X9500B」シリーズ | 対応済み | 対応済み |
| 「X9200B」シリーズ | ||
| 「X8500B」シリーズ | ||
| 「X8500A」シリーズ | ソフトウェアアップデートで対応 | 対応済み |
| 「X9200A」シリーズ | 有償の基板交換サービスで対応(2014年秋をめど) | |
| 「KD-84X9000」 | 基板交換サービスで対応 | |
| 「VPL-VW1100ES」 | 対応済み | 対応済み |
| 「VPL-VW500ES」 | ||
| 「VPL-VW1000ES」 | 有償アップグレードサービスで対応 | |
