多摩動物公園は20日、新しいアムールトラ展示場での展示を開始した。
ガラス越しに、間近でアムールトラを見られる
同園では、2013年4月に「アジアの平原」施設が完成。タイリクオオカミも旧オオカミ展示場から「アジアの平原」に移動した。
同施設は、空き家となっていた旧オオカミ展示場を改修、アムールトラの展示場として生まれ変わったもの。一部がガラス越しになっており、間近でトラを見ることができる。
シズカとアイの親子(母と娘)は、トラの本来の生活どおり、親子を分けて飼育している。そのため、これまで屋外にはシズカかアイのいずれかを出していたが、今後は新しい「ガラスを使った展示場」とともに、その隣にある従来の「堀で仕切られた展示場」も利用し、2頭を同時に屋外で公開するという。
展示開始日は、5月20日。なお動物の様子を見て、展示を早めたり中止する場合がある。所在地は、東京都日野市程久保7-1-1。