エムアイセブンジャパンは、英国Solid State Logic製コンソール・グレードのプロセッシングを音楽制作ソフトウェアへ提供するプラグイン・スイートの最新版「Duende Native バージョン5」を発売した。価格は、「Duende Native Essentials Pack」パッケージ版は5万6,300円、「Duende Native Studio Pack」パッケージ版は13万3,500円(リリース記念の数量限定価格6万6,750円)。
同製品では、位相問題に悩むプロフェッショナル待望の「X-Phase」、クラシックなチャンネル・コンプレッサー・コントロールを備えた「X-ValveComp」、2nd/3rdオーダーのディストーションまたは両方を施すことができるアナログ回路のエミュレータ「X-Saturator」など、新たな3種類のプラグインが追加された。また、すべてのプラグインについて、14年第3四半期にはAAX対応を予定している。
そのほか、コピープロテクションがiLok 2へと変更されるとともに、従来のコピープロテクションであるCodeMeterは2015年からは使用できなくなるため、すべてのDuende Nativeユーザーは、2014年末までにiLok 2へ変更する必要があるとのこと。既存ユーザーは、無料のMigrateプログラムを利用して、iLok2に変更することができる。なお、エムアイセブンジャパンでは、バージョン5のリリースを記念して「Channel」、「Bus Compressor」、「Drumstrip」、「Vocalstrip」、「X-EQ」、「X-Comp」といった6種類のプラグインを収録した「Duende Native Studio Pack」は、数量限定の50%オフにて販売中となっている。