ソフトブレーン・フィールドはこのほど、30代~40代の主婦を中心とする1,098人(うち子供と同居している既婚女性798人)を対象にしたアンケート調査「子供とのコミュニケーション」の結果を公表した。調査期間は4月16日~22日。
まず、既婚女性に子供とのふだんの会話の話題について聞いたところ、「保育園・幼稚園・学校の話題や勉強について」が72.6%でトップとなった。次いで友人関係が67.0%、ドラマやバラエティーなどのテレビ番組が47.2%、映画や本、漫画、音楽についてが36.7%、塾・習い事が35.7%で続いた。
また、コミュニケーションをとるシチュエーションについては、夕食時が最も多く68.3%だった。以下、リビングなどでくつろいでいるときが67.9%、寝る前が46.1%、朝食時4が1.0%、バスタイムが31.5%と続いた。
次に、子供と1日に話す時間について聞いたところ、高校生以下の子供がいる家庭では、1時間以上3時間未満が最も多い結果となったが、大学生・社会人の子供がいる家庭では30分以上1時間未満が最も多い回答となった。また年齢・学年が上がるにつれて30分未満の割合も高くなる傾向が見られた。
子供と話すときに気をつけていることを尋ねると、1位は「話を最後まで聞く」で52.6%。2位は「できるかぎりあいづちを打って話を聞く」で47.7%、3位は「一緒に考えるようにする」が42.4%となった。
その一方で、忙しいときに話かけられたときの対応としては、「作業をしながら話を聞く」が59.3%で断然トップとなり、子供と向き合いたいものの、忙しいときはどうしても「ながら」コミュニケーションになってしまう母親の葛藤が見られた。