米Microsoftが日本時間5月21日0時に、ニューヨークでプレスイベントを開催する。発表会に関しては、液晶サイズを小型化したSurface小型モデル、はたまた逆に12型の大画面モデルの登場など、さまざまな憶測がなされている。本稿では0時のイベント開始を前に、米国での「Surface」登場から現在までの流れを主要記事で振り返っていこう。
初代「Surface」が登場したのは、今から約2年前の2012年6月18日(米国時間。以下特筆ない場合は米国時間)。10,1型のタブレットでx86版Surface ProとARM版Surface RTの2種類が発表されたものの、この時点では価格や詳細な仕様は不明だった。
それから約4カ月後となる2012年10月16日、Surface RTの受注開始にともない価格や詳細仕様などが公開。ここで初めて499ドルという価格や、CPU、駆動時間など仕様の詳細、周辺機器などが明らかになった。なお、国内への投入は日本時間の2013年3月で、米国の発売から約4カ月後となる。
翌月の2012年11月29日には、Intel Core i5を搭載したx86版タブレット「Surface with Windows 8 Pro」を発表した。(余談だが、2012年11月時点で"Xbox関連ゲーム機"として、7型Surfaceの噂が流れている)。米国発売は、当初予定の2013年1月から伸び2013年2月となった。
2013年9月、米ニューヨークでのプレスイベントが発表されると同時に、「Surface」次世代モデル登場が噂された。結果としてその噂通り、RT版の後継機「Surface 2」、Pro版の後継機「Surface Pro 2」が2013年9月24日に発表。なお、このモデルは国内への投入が早く、米国発表から約1カ月後の日本時間2013年10月24日に発表されており、これが現行モデルとなっている。
21日0時のプレスイベントは、プレス関連情報を掲載する「Microsoft News Center」からライブWebキャストも提供される。興味のある方は覗いてみてはいかがだろうか。
米MicrosoftのSurface主要記事
2014年5月15日 | Microsoft、Surface小型モデルと共に「Surface Pro 3」発表か | |
2014年5月7日 | 「Surface」小型モデル登場か? 期待高まる - 米MSが20日にイベントを開催 | |
2014年3月18日 | 米Microsoft、LTE搭載の「Surface 2」を米国で18日発売 - 679ドル | |
2013年10月8日 | 米Microsoft、Surface 2の新CMを公開 | |
2013年9月24日 | 米MS、Tegra 4搭載「Surface 2」とHaswell搭載「Surface Pro 2」を発表 | |
2013年9月10日 | 米Microsoftが9月23日にプレス向けイベント、次世代「Surface」発表か | |
2013年1月23日 | Microsoft「Surface Windows 8 Pro」を2月9日に北米で発売 | |
2012年11月30日 | Core i5搭載「Surface with Windows 8 Pro」の価格発表 - 899ドルから | |
2012年10月17日 | Microsoft、タブレット「Surface」の詳細公開 - 米で予約受付開始 | |
2012年6月19日 | Microsoft、Win8/RTタブレット「Surface」でハードウェア事業参入 |