『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』ティザービジュアル

12月6日から全国公開されるアニメーション映画『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の特報、ティザービジュアル、ストーリーなどが公開された。

今回の物語には、旧作『さらば宇宙戦艦ヤマト』の「ガトランティス」が登場するが、地球帰還前のエピソードとなり『宇宙戦艦ヤマト2199』としての完全オリジナルストーリーとなる。イスカンダルでコスモリバースシステムを受領したヤマトが大マゼランを後にしようとしていた矢先、ヤマトは大マゼラン外縁部で突如出現した「ガトランティス」と名乗る謎の艦隊、さらには未知の生命体が出現する。

ヤマトの引き渡しを要求してくるガトランティス、一刻も早く戦闘を回避し地球への進路をとりたいヤマト――ワープによって危機一髪で回避に成功するヤマトだが、眼前には薄鈍色の異空間に浮かぶ惑星が出現する。公開された特報映像とティザービジュアルには、その謎の惑星と対峙するヤマトのバックショットが描き出されている。

「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」特報



『宇宙戦艦ヤマト2199』は、1974年に放送された『宇宙戦艦ヤマト』(読売テレビ・日本テレビ系)第1作をベースに、出渕裕総監督ら新たなスタッフで制作された完全新作アニメーション。2012年より全七章にわたるイベント上映と劇場限定版Blu-rayの同時発売、さらにVODと、これまでのアニメーションシリーズとは異なる展開を行い、開始1年半で経済圏100億円を突破した。

『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』メインビジュアル

また、2013年4月~9月に放送されていたTVアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』全26話の特別総集編で、シリーズ初の5.1ch化、さらに追加カットや新たな視点で再構成された『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』が、10月11日より全国でイベント上映がスタートする。

こちらのBlu-ray&DVDは、11月21日にバンダイビジュアルより発売。初回特典に、加藤直之氏描き下ろしの「特製スリーブ」、封入特典に「特製ブックレット」、映像特典に「CM・PV集」「イベント映像」「ヤマトメカニック解説」「地球&ガミラス組織解説」、そして音声特典に「オーディオコメンタリー」が収録される。ジャケットイラストには、キャラクターデザインを手がけた結城信輝氏の描き下ろし。価格はBlu-rayが7,344円、DVDが6,264円。レンタルは、12月25日よりスタートする。


「宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海」予告篇

(C)西﨑義展/2014 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会