三菱UFJニコスはこのたび、熊本県のPRキャラクター"くまモン"を券面デザインにした、ショッピング利用金額の一部を同県の「ふるさと納税」に寄付できるクレジットカード「VIASOカード(くまモンデザイン)」の発行を決め、会員募集を開始した。

"くまモン"は熊本県の魅力をアピールするご当地キャラクターとして、2011(平成23年)の九州新幹線全線開業をきっかけに誕生。なお、同年インターネット投票「ゆるキャラグランプリ」で1位を獲得し、その人気は熊本のみならず、今や全国に広がっているという。

新カードは、色鮮やかな花畑と"くまモン"の黒とのコントラストを効かせ、"くまモン"の表情が際立つデザインとなっていて、グリーンとピンクの2種類の基調色を選択可能。また、ショッピング利用金額(国内限定)の一部を熊本県「ふるさと納税」に寄附できる仕組みとなっていて、熊本を元気にする"地域貢献型カード"といえるものだという。

なお、「VIASOカード」は、専用のネット通販ポータルサイト(約420店が出店)の支払いで、ポイント還元が最大で10%上乗せになり、また、所定の携帯電話やPHSの通信・通話料金、プロバイダー料金などの支払いでポイントが2倍になる独自のポイント制度が特長。また、貯まったポイントでキャッシュバックが受けられ、年会費無料というお得感もあり、ネットユーザーから定評があるとしている。

同社は今年1月に、「浦和レッズ VIASOカード」と「マイメロディ VIASOカード」の会員募集を開始していて、このたびの新カードもこのラインアップ追加となるもの。今後も成長著しいネット決済市場を見据え、「VIASOカード」会員を拡充し、様々なネットユーザーの期待に応えていきたいと考えているという。

同社では新カードの会員獲得目標を初年度5000名としている。