クレディセゾンは19日、シンガポールに現地法人「Credit Saison Asia Pacific Pte. Ltd.(クレディセゾン・アジアパシフィック)」を設立したと発表した。
同現地法人は、地理的優位性を活かし、ASEAN(東南アジア諸国連合)のハブ拠点として位置づけ、中国、ベトナムの拠点や他のアジア諸国における事業開発をサポートしていく。また、東京より鮮度の高い情報や人的リソースが集約していることを活用し、各国のマーケットへの参入を加速させるための戦略基地として、各国拠点に対するバックアップ体制を整え、海外事業戦略を推進していくという。従業員は3人。
同社は併せて、インドネシアのジャカルタに駐在員事務所を設立したと発表。インドネシアは高度経済成長を続けており、消費活動の活性化とそれに伴うリテールファイナンスのニーズの高まりが期待されているという。同駐在員事務所では、現地企業とのアライアンスも含め、リテールファイナンス事業の参入に向けた情報収集とマーケット調査を開始している。従業員は3人。
今後は、海外戦略を推進するために、ASEANに進出している日系企業や各国の現地企業と戦略的なパートナーシップを組むことなどにより、各国のマーケットへの早期参入を図るとしている。