キヤノンは20日、A4対応のモノクロレーザープリンタとして、個人向けモデル「Satera LBP6040」「Satera LBP6030」「Satera LBP6240」「Satera LBP6230」と、中小事業所向けモデル「Satera LBP6340」「Satera LBP6330」を発表した。5月29日より順次発売する。価格はオープン、店頭予想価格は11,800円より。

Satera LBP6040 / Satera LBP6030

Satera LBP6040

Satera LBP6030

「Satera LBP6040」は個人やホームオフィス向けのA4対応モノクロレーザープリンタ。店頭予想価格は13,800円。省スペース設計を取り入れ、カウンターやデスクなどの狭い場所にも設置できるようになっている。ファーストプリントタイムが7.8秒、印刷速度は18枚/分と高速。スリープモードを搭載することで、TEC値が0.5kWhと優れた環境性能も備える。スリープモードからの復帰は約0.5秒。

無線LANを標準搭載し、モバイルフォトアプリ「Canon Mobile Printing」への対応も予定されている。これにより、スマートフォンやタブレットからの印刷が可能になる。無線LANの接続機能は、WPS / AOSS / らくらく無線LANスタートに対応。

Canon Mobile Printingによる印刷可能データは、JPEG / GIF / BMP / PNG / TIFF / PDF / HTML(ウェブ画面) / iWorkファイル、およびMS-Officeファイル(doc / docx / xls / xlsx / ppt / pptx)。なお、MS-Officeファイルの印刷に関しては、一度クラウド上のサーバーへ印刷データを送信し、サーバー側の「データ変換サービス」でレンダリングしてから印刷される。印刷時に通信は発生するが、原稿通りのレイアウトで出力できる点がメリット。

主な仕様は、プリント方式が半導体レーザー+乾式電子写真方式、トナー定着方式はオンデマンド定着方式、ファーストプリントタイムが7.8秒、プリント速度が18枚/分、プリント解像度が2,400dpi相当、ウォームアップタイムが10秒以下、リカバリータイムが約1秒。給紙容量が150枚。インタフェースはUSB 2.0、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW364×D249×H199mm、重量は約5kg。

「Satera LBP6030」は、「Satera LBP6040」から無線LAN機能を省略したモデル。そのほかの仕様や機能はほぼ共通。店頭予想価格は11,800円。

Satera LBP6240 / Satera LBP6230

Satera LBP6240

Satera LBP6230

「Satera LBP6240」は、自動両面印刷と有線LANインタフェースを搭載したモデル。発売は7月下旬の予定で、店頭予想価格は16,800円。

上記「Satera LBP6040」より高速な仕様で、主な違いは、ファーストプリントタイムが6秒、プリント速度が25枚/分、リカバリータイムが約0.5秒。給紙容量が251枚。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。本体サイズはW379×D293×H243mm、重量は約7kg。

「Satera LBP6230」は、「Satera LBP6240」のネットワーク機能から無線LAN機能を省略したモデル。そのほかの仕様や機能はほぼ共通。店頭予想価格は14,800円。

Satera LBP6340 / Satera LBP6330

Satera LBP6340

Satera LBP6330

Satera LBP6340+ペーパーフィーダ

Satera LBP6330+ペーパーフィーダ

「Satera LBP6340」は、「Satera LBP6240」よりもさらなる大量給紙と高速印刷を図ったモデル。店頭予想価格31,800円。主な違いは、プリント速度が33枚/分、リカバリータイムが約9秒、給紙容量が300枚。オプションのペーパーフィーダ(容量500枚)に対応し、給紙枚数を最大800枚に増やせる。インタフェースはUSB 2.0、10BASE-T / 100BASE-TX対応有線LAN。本体サイズはW400×D376×H263mm、重量は約11.2kg。

「Satera LBP6330」は、「Satera LBP6340」の印刷速度を30枚/分にしたモデル。そのほかの仕様や機能はほぼ共通。店頭予想価格は24,800円。