韓国Samsung Electronicsは6月12日(米国時間)に米ニューヨーク市内で新型タブレットの発表会イベントを開催する。現在出回っているいくつかの噂によれば、タブレットのサイズは13.3型と従来型のコンシューマタブレットに比べて大きく、さらに複数のカラーバリエーションが加えられてカラフルなものになるという。
同イベントに関する情報は最初にWall Street Journalによって報じられたもので、同日に米ニューヨーク市内のマディソンスクエアガーデンを舞台にした初のイベントになるという。後に各メディアにも招待状の送付が開始されており、「Samsung Galaxy Premiere 2014」と題して「Tab into Color」をキャッチフレーズにカラフルな画像が紹介されている。「Galaxy」という名称からもわかるように、発表されるのはAndroidタブレットの新製品であり、かつキャッチから複数のカラーバリエーションを擁して登場することは想像に難くない。
ここで発表されるとみられる製品の概要についてはPCWorldの記事が詳しい。もともとはGSMArenaがイベント開催発覚前にリーク情報として報じていたもので、8.4インチと10.5インチのAMOLED搭載ディスプレイモデルのほか、現行最大サイズよりもひとまわり大きい13.3インチの液晶ディスプレイを搭載したモデルの計3種類が挙げられており、全部またはこのうちのいくつかが6月12日のタイミングで発表されるとみられている。
なお、3種類のモデルすべてがWQHD (2560×1600)の解像度に対応している。また、昨年ロンドンで開催されたイベントではGalaxy S4 Activeを含む複数のスマートフォン製品が発表されたことからも、このタイミングでスマートフォン関連製品についてもいくつかアナウンスがある可能性が指摘されている。
また先ほどのPCWorldの報道によれば、Samsungは5月28日にも米サンフランシスコでプレスイベントを開催する予定だという。ただ、こちらはタブレットやスマートフォンといったメインストリームというよりも、フィットネスやヘルスケアなど関連製品が中心になると同誌では指摘している。