アイ・キューはこのほど、「転職しても活躍している人材の出身企業ランキング」を発表した。これは2月12日~3月18日にかけて、全国のビジネスパーソン155人(経営者、管理職、人事担当者ほか)を対象に実施したアンケート結果をとりまとめたもの。
転職後も活躍している人材の出身企業トップ5を発表
自社への転職者で目覚ましい活躍をしている人材の出身会社を尋ねたところ、1位は「リクルートホールディングス」、2位は「日本アイ・ビー・エム」、3位は「ソフトバンク」、4位は「ベンチャー・リンク」、5位は「サイバーエージェント」となった。
その人材の特徴を聞くと、最も多い回答は「自分の強み、やるべきことを理解して行動している」(65.2%)だった。以下「専門スキルが高い」(48.9%)、「周りへの影響力が大きく、巻き込むことができる」(44.0%)となっている。
上位3社に絞って回答率を見ると、1位は全体と同じく「自分の強み、やるべきことを理解して行動している」(82.4%)、2位は「周りへの影響力が大きく、巻き込むことができる」(58.8%)、3位は「社内外のネットワークが豊富である」「全力を出すべき部分とそうでない部分をしたたかに分けている」(35.3%)となった。
全体と比較すると、「専門スキルが高い」は全体と比べて20ポイントほど低かった。一方、「全力を出すべき部分とそうでない部分をしたたかに分けている」は、全体の倍となる35.3%となっている。
続いて、「この会社の出身者は転職しても活躍しそうだと感じている会社名(イメージ)」について尋ねたところ、1位は「リクルートホールディングス」、2位は「日本アイ・ビー・エム」、3位は「サイバーエージェント」となった。
4位は「グーグル」、5位は「日本GE」「アクセンチュア」と、前問では挙げられていなかった企業がランクイン。人材戦略で注目度の高い企業が挙げられている。