マツダは19日、「ロードスター」の誕生25周年を記念して、6月21日~22日にドイツで開催される『ニュルブルクリンク24時間レース』に「MX-5(日本名 : ロードスター)」で参加することを発表した。
同レースでは、車両の製作やレースの運営をイギリスのJOTA Sport(ジョタ・スポーツ)に委託し、V3カテゴリー(NC型ソフトトップベース 2.0L 自然吸気 無改造クラス)で参戦。ドライバーは、かつて『ルマン24時間レース』でマツダワークスドライバーとして活躍したステファン・ヨハンソン氏、ニュルブルクリンクのコースに造詣の深いヴォルフガング・カウフマン氏、MX-5で英国内の様々なレースに参戦してきたジャーナリストのオーエン・ミルデンホール氏に加え、国内のロードスター・パーティレース・チャンピオンの加藤彰彬氏の4名で出場する。
MX-5は、「走る歓び」を訴求する同社のクルマづくりを象徴する商品であり、1989年の発売以来の累計生産台数は94万台を超え、「2人乗り小型オープンスポーツカー」累計生産台数世界一(90万台以上)としてギネス世界記録に認定されている。今回は、多くのファンと「歓び」を分かち合うために、ライトウエイトスポーツとして、「人馬一体」の優れたダイナミック性能を最大限に発揮できるニュルブルクリンク24時間レースに挑戦するとしている。