全自動のクラウド会計ソフト「freee(フリー)」を提供するfreeeと三井住友カードは15日、両社顧客の相互送客を目的とした優待サービスをそれぞれ開始した。

三井住友カードの「ビジネスカード」「マーチャントメンバーズクラブ(MMC)」会員の企業、および「freee」導入企業を相互に紹介することで、各サービスの拡大を図り、今後ますます拡大が期待されるスモールビジネス分野において、会計・経理事務の合理化のサポート事業を強化するという。

「freee」は、クレジットカード決済情報や銀行口座情報と連携し、自動で会計書類を作成できるクラウド型の会計ソフト。会計知識が無い人でも、クレジットカードや銀行口座情報を登録するだけで簡単に会計帳簿を作成できるという。またクラウド型のためインストールなどの面倒な手続きが不要で、無料で利用開始できる点が全国の中小企業・個人事業主の方のニーズに合致し、現在7万を超える事業所に利用されているサービスだとしている。

三井住友カードでは、主に中小企業の人の経理事務合理化ニーズに対応するため、出張費・接待費等の諸経費の精算を法人口座で一括管理できる「ビジネスカード」と、個人事業主の人向けにファイナンス機能と「ビジネスカード」のサービスを兼ね備えた「MMC」を提供し、ビジネスにおける経費管理の効率化をサポートしていくとしている。

中小企業・個人事業主の人は、「freee」と三井住友カードの「ビジネスカード」「MMC」を合わせて導入することにより、会計・経理業務でトータルに合理化・最適化することが可能になるとしている。

優待サービス

  • 期間/5月15日~9月30日

  • 内容/

(1)三井住友カードビジネスカード会員・MMC会員の人で、対象期間内にfreeeの標準プラン(有料プラン)を申し込んだ人はもれなく、freeeの月額利用料(個人事業主プラン:980円、法人プラン:1980円)が2カ月分無料になる

(2)freee導入企業の人が、対象期間内に三井住友カードのビジネスカード、MMCに入会すると、もれなく三井住友カードVJAギフトカード2000円分をプレゼント。さらに、入会月の翌月までに3万円以上カードを利用すると三井住友カードVJAギフトカード3000円分(入会・利用で最大5000円分)をプレゼント

三井住友カードとfreee は、今後も中小企業や個人事業主の顧客のニーズに沿ったサービスを提供できるよう、今後も両社で協力していくとしている。

三井住友ビジネスカードについて

  • 三井住友カードでは、主に中小企業の経理事務合理化のニーズに対応するため、出張費・接待費等の諸経費の精算を法人口座で一括管理できる「ビジネスカード」を、中小企業オーナー・個人事業主を対象に提供

freee(フリー)について

  • 全自動のクラウド会計ソフト freee(フリー)は、簿記の知識がなくても簡単に使える、個人事業主や中小企業のためのクラウド会計ソフトで、銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、記帳を自動化する新しいタイプの会計ソフト。freeeを使用すると、日々の経理作業がおよそ50倍(同社実測値)の速さで行え、また特別な簿記の知識がなくても、確定申告・青色申告や法人の決算に必要な決算書等の作成までを簡単に行うことができる