トレンド総研はこのほど、定期的にスポーツを行っている男女500人を対象にした調査「スポーツ時の紫外線対策」の結果を公表した。調査期間は4月15日~18日。

スポーツをする際に実際に行っている強い日差しや紫外線への対策

95%が紫外線対策を行っている

まず、スポーツをする際の強い日差しや紫外線への対策状況を調べたところ、95%が「対策を行っている」と回答した。実際に行っている対策を複数回答形式で答えてもらうと、「水分を多めに摂る」(75%)、「肌用の日焼け止めを塗る」(74%)、「帽子をかぶる」(67%)など、さまざまな対策がとられていることが明らかになった。

さらに、具体的に行っている対策内容を自由回答で聞いたところ、「ブレンドしたオリジナルのスポーツドリンクを用意」「日焼け止めを30分ごとに塗る」「日傘、スポーツサングラス、日焼け止め、スキンケア用品一式など必要になりそうなものは全て携帯する」といった回答も寄せられた。

紫外線が目に悪いことを知らない人も

一方、「スポーツサングラスを利用する」(31%)、「スポーツ用ではないサングラスを利用する」(19%)といった目の紫外線対策の実施率は、他の対策に比べると低い結果となった。しかし、夏にかけてスポーツをする際の「紫外線の目への影響」が気になるという人は74%にのぼっている。

「紫外線の目への影響」について、テレビなどのメディアで話題になっていると感じている人はわずか37%で、「熱中症」(79%)、「日焼け」(45%)を下回る結果となった。目の紫外線対策として行っていることについて尋ねると、詳しい対策をあげる人もいる一方で「紫外線が目に悪いということをあまり知らなかった」といった声も聞かれた。

多くの人がスポーツ時の紫外線の目への影響を気にしているようだ