東芝は5月16日、液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の新シリーズ「G9」を発表した。ラインナップは50V型の「50G9」、40V型の「40G9」、32V型の「32G9」の3モデル。50G9と40G9は5月21日発売で、32G9は6月下旬発売。価格はオープンで、推定市場価格は、50G9が135,000円前後、40G9が75,000円前後、32G9が55,000円前後だ(いずれも税別)。

「G9」シリーズ(写真は50G9)

50G9と40G9は1,920×1,080ドットのフルHDパネル、32G9は1,366×768ドットのハイビジョンパネルを採用する。パネルはいずれもVA方式だ。「おまかせオートピクチャー」機能が搭載されており、コンテンツの内容や部屋の明るさに応じて、適切な画質に自動コントロールする。

USB接続HDDへの録画機能を搭載。地上デジタル放送用とBS/110度CSデジタル放送用のチューナーを2基ずつ内蔵しており、番組視聴中でも裏番組の録画が可能だ。家族それぞれのフォルダに録画番組を分けて保管する「マイフォルダ」機能も搭載している。

クラウドサービスを利用した「おまかせ録画コミュニティ」サービスにも対応。番組のカテゴリーや出演者などのキーワードを選ぶと、それにマッチした番組コミュニティの一覧を表示。そこから自動録画を行うことができる。見たいシーンだけをピックアップして再生する「みどころシーン再生」や、シーンを検索してジャンプする「タグリスト」サービスも利用可能だ。そのほか、YouTubeやアクトビラ、TSUTAYA TV、スカパー!オンデマンドなどのVODサービスにも対応している。

本体サイズは、50G9がW1,122×D216×H701mm、40G9がW927×D194×H588mm、32G9がW734×D180×H489mm。質量は、50G9が16.5kg、40G9が10kgで、32G9は現時点では未定となっている。