アートディンクは6月27日、Windows用都市開発鉄道会社経営シミュレーションゲーム『A列車で行こう9 Version3.0 プレミアム』を発売する。2010年2月に発売された『A列車で行こう9』のバージョンアップキットで、パンタグラフの実装や新車両の追加など、新機能を多く盛り込んでいるという。

任意でパンタグラフの装着が可能に

「ピクチャー・イン・ピクチャー」機能も搭載

橋上駅など、最近多く見られる駅も収録

「4K」解像度にも完全対応

パンタグラフはあらかじめ用意された11種類の中から選ぶことができ、『Version2.0』で実装された架線柱と組み合わせることで、よりリアルな鉄道風景の再現が可能に。車両が自由に選択できる機能も実装されたため、オリジナル編成の列車を走らせることが可能になる。

メイン画面中にワイプ画面で追跡・車窓モードを表示する「ピクチャー・イン・ピクチャー」機能も、今回から標準搭載。車窓モードを楽しみながら、ワイプ画面では追跡モードで街を眺めるといった楽しみ方が簡単に体験できるようになる。要望の多かった橋上駅や地下鉄駅、最新の駅ビルなど、最近多く見られる駅の景観も収録。鉄道道路併用橋や可動橋なども建設可能となり、大都会の景色をより忠実に再現できるという。

収録車両についても、『A列車で行こう9』発売以来初めて追加。今年3月に運用を開始した北陸新幹線E7系「あさま」をはじめ、秋田新幹線E6系「スーパーこまち」、三陸鉄道36-100形気動車など、12車両が新たに収録された。解像度も大幅に向上し、フルハイビジョンの4倍の画素数である「4K」に完全対応。街の隅々まで緻密に描き込まれた壮大な景色を、臨場感たっぷりに味わうことができるという。

『A列車で行こう9 Version3.0 プレミアム』は5,800円(税別)。Windows8.1 / 8 / 7 / Vista / XP対応。なお、同ソフトについては、『A列車で行こう9 Version2.0 プロフェッショナル』をすでに持っている人が対象となっているので注意が必要。