ものまねタレントの福田彩乃が、女優のアンジェリーナ・ジョリーが邪悪な妖精マレフィセントを演じるディズニー映画『マレフィセント』(7月5日公開)で、3人の妖精の声を演じディズニー映画初出演を果たすことが14日、明らかになった。

上は、3人の妖精(左からシスルウィット、ノットグラス、フリットル)。下は3人の妖精を演じた福田彩乃

福田が演じるのは、オーロラ姫(エル・ファニング)の世話をする3人の妖精、ノットグラス、フィリットル、シスルウィット。モノマネで磨いた技術を生かしてディズニー史上初の1人3役に挑戦する。アフレコ当日は、速いテンポのセリフ回しで3役を演じ、さらに、自身のモノマネ・レパートリーで各キャラに合わせたモノマネバージョンのアフレコも披露。"YOU"でノットグラスを、"美輪明宏"でフリットルを、"絢香"でシスルウィットを演じた。

福田は「大好きなディズニー映画に自分の声が吹き込まれる! 想像しただけでワクワクしてうれしくて、毎日胸が高鳴る思いでいっぱいです」と感動。1人3役への挑戦については「名前や年齢、性格、顔、声。覚えることや作り込むところが多かったので、3人の妖精それぞれの"赤・青・黄色"の衣装のイメージから役作りに入りました」といい、「苦しさや難しさは他の方たちより多かったかもしれませんが、その分うれしさや感動も3倍以上味わえてとてもぜいたくな役をいただいた」と喜びをかみしめた。

また、本作のもとになったディズニーアニメ『眠れる森の美女』について、「女性の憧れですし、あんな風に王子様のキスで目覚めてみたいなってみんなが一度は思ったことがあると思います」と述べ、『マレフィセント』についても、中学時代に学芸会で『ライオン・キング』の悪役スカーを演じた時に、違うものが見えるおもしろさを感じた経験から「『眠れる森の美女』では影の主役だったけど、マレフィセントからどんなストーリーが見えるか楽しみです」と期待を寄せた。

さらに、主演のアンジェリーナ・ジョリーのことを「かっこいい! スタイルが良い! 唇がセクシー! 目がきれい! そしてすてきな家族もいて、愛に恵まれている」と大絶賛。「なので、初めはどんなところがマレフィセントを重なっていくんだろう」と思ったと言い、「台本を読んだり、アンジェリーナ・ジョリーさんのことを知っていくうちに、重なる部分が多いのがわかって、マレフィセントってアンジェリーナ・ジョリーさんそのものなのかなって印象を受けました」と語っている。

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