日本ヒューレット・パッカードは15日、法人向けデスクトップPCとして業界最小クラスとなる「HP EliteDesk 800 G1 DM」を発売した。同社の通販サイト「HP Directplus」での価格(税別)は85,000円より。
容量約1リットルのコンパクトデスクトップPC。法人向けモデルとして構成のカスタマイズに対応。CPUは Celeron / Pentium / Core i3 / Core i5 / Core i7 Tシリーズなどから選択でき、消費電力も8W以下(Core i3-4130T、SSD搭載時)に抑えられる。セキュリティ機能を同一GUIで提供する「HP Client Security」を標準搭載する。
最小構成の主な仕様は、CPUがIntel CeleronG1820T (2.40GHz)、メモリがDDR3-1600 4GB (4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ストレージが500GB HDD。OSはWindows 7 Home Premiumで、Windows 8.1、Windows 8.1 Pro、Windows 7 Professionalの選択も可能。
主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN、USB 3.0×6、D-sub×1、DisplayPort×2、マイク入力/ヘッドホン出力など。本体サイズはW34×D177×H175mm、重量は約1.3g。
小型の本体を生かしてデスク上を広く使うために、本体を液晶ディスプレイに取り付けられるモニターマウントキットや、HPシングルモニターアームといったオプション類を用意。また、一般的なオフィスのほか、デジタルサイネージ、キオスク端末、工場などPC設置が難しい場所への導入も想定している。