シャープ、録画番組を見ながら2画面表示で予約を行える「AQUOSブルーレイ」

シャープは5月15日、ブルーレイディスク(BD)レコーダー「AQUOSブルーレイ」の新モデル「BD-T3600」「BD-T2600」「BD-W2600」「BD-W1600」「BD-W560」「BD-W560SW」「BD-S560」を発表した。発売はBD-T3600とBD-T2600が6月24日で、それ以外のモデルが6月10日。いずれも価格はオープンとなっている。推定市場価格はBD-T3600が140,000円前後、BD-T2600が115,000円前後、BD-W2600が95,000円前後、BD-W1600が75,000円前後、BD-W560が65,000円前後、BD-W560SWが65,000円前後、BD-S560が55,000円前後(いずれも税別)。

型番	BD-T3600	BD-T2600	BD-W2600	BD-W1600	BD-W560	BD-W560SW	BD-S560
HDD容量	3TB	2TB	2TB	1TB	500GB	500GB	500GB
チューナー数	3基		2基				1基
推定市場価格 (税別)	140,000円前後	115,000円前後	95,000円前後	75,000円前後	65,000円前後		55,000円前後
発売日	6月24日		6月10日

新たに、録画データを見ながら番組予約や、録画データの編集・消去などを行える「2画面見ながら操作」機能を搭載するBDレコーダー。従来モデルでは、録画データの視聴中に録画予約や録画番組の消去を行うには、いったん録画データの再生を停止する必要があったが、本機能により視聴を継続しながら予約やデータ消去を行えるようになった。また、同機能では、視聴中の番組の裏番組として何が放送されているかの確認も、子画面表示で行えるようになっている。

検索機能も強化された。HDDの大容量化などに伴って録画データが増える一方、ユーザーが目当ての番組データを探しやすいように、録画データをカテゴリー別や人名別に自動で整理される「新・グループリスト」が搭載されている。

さらに、ネットワークを利用した機能として「あんしんリモートサポート」「外からリモート視聴」を搭載。あんしんリモートサポートは、操作で分からないことがあってお客様相談センターに電話した際に、オペレーターがインターネット経由でユーザーのAQUOSブルーレイを遠隔操作できるというもの。口頭で操作を案内するより確実に、ユーザーが行いたい操作を行える。

一方の外からリモート視聴はDTCP+対応の機能で、同じくDTCP+対応のスマートフォンやタブレット端末からAQUOSブルーレイに、インターネット経由でアクセスできるというもの。これにより、自宅のAQUOSブルーレイに保存してある録画データを外出先で再生したり、録画予約を行ったりできる。こちらは2014年8月末に予定されているソフトウェアのバージョンアップで対応する予定だ。

そのほか、ディスクの回転加速スピードが高速化されている「スピードBDドライブ」や、子画面表示されたサムネールを選択することで録画データの見たいシーンからの再生が行える「新・見どころポップアップ」などを搭載。トリプルチューナーモデルのBD-T3600とBD-T2600では、指定した3チャンネルの番組を1日最大18時間まで自動録画する「3チャンネル自動録画」を搭載。

搭載HDD容量はBD-T3600が3TB、BD-T2600とBD-W2600が2TB、BD-W1600が1TB、BD-W560とBD-W560SW、BD-S560が500GBだ。BD-T3600とBD-T2600のみ、カセット式の増設HDD「SHDD(スロットインハードディスク)」も使用可能となっている。BD-W560とBD-W560SW、BD-S560以外のモデルはWi-Fi(無線LAN)接続に対応。無線LAN以外の接続インタフェースはBD-T3600とBD-T2600のHDMI出力が2系統、それ以外の5モデルのHDMI出力が1系統、アナログ映像入力×1系統、アナログ映像出力×1系統、D端子(D1/D2/D3対応)×1系統、光デジタル音声出力×1系統、USBポート×2基、LANポート×1基となっている。

サイズはBD-T3600とBD-T2600がW430×D236×H61mm、それ以外のモデルがW430×D236×H58mm(突起部除く)、質量はBD-T3600が約4.2kg、BD-T2600が約4.1kg、BD-W2600が約3.5kg、BD-W1600が約3.2kg、BD-W560とBD-W560SW、BD-S560が約2.9kgだ。