インターワイヤードが運営するネットリサーチのDIMSDRIVEはこのほど、「消費税増税と買いだめ・買い替え」についてアンケート結果を公表した。
同調査は、4月4日から18日にかけて、"アンケート回答の1カ月以内に店舗で買い物をした"同ネットリサーチモニターを対象に実施。6,726人から回答を得た。
半数以上が増税を意識した消費行動
「普段の買い物について、消費税が8%にアップする前に増税を意識して買いだめや買い替えをしたかどうか」を尋ねた。「買いだめをした商品があった」と回答した人は24.6%だった。また、「いつもより多めに購入した」が51.2%、「新しく買い替えをした商品があった」は18.9%となった。
タバコは意識的に買いだめしたアイテム第2位に
「消費増税を意識して"買いだめ"・"少し多めに購入"をした、と回答した人に、多めに買ったアイテム」について尋ねた。最も多かったのは「トイレットペーパー・ティッシュ」で41.2%、以下、「シャンプー・リンス・洗顔料・ハンドソープなど」(36.2%)、「洗剤系(食器用洗剤・洗濯洗剤・柔軟剤ほか)」(33.6%)が続いた。
「最も増税を意識して"買いだめ"・"多く購入した"アイテム」を自由回答で尋ねたところ、「タバコ」が341票で2位となった。選択式の設問では上位ではなかったが、"最も意識したアイテム"としては多く回答されており、意識的に買いだめをされたアイテムであることが伺える結果となった。
「消費税率がアップする前後の"商品・価格・品ぞろえ・商品の棚"について感じたこと」を尋ねた。「便乗値上げでは?と思われた商品があった」については、42.8%が「あてはまる」と回答した。また、「価格は同じだが、内容量・サイズが少なくなった商品があった」と感じた人は31.5%だった。