東芝は15日、2014年夏モデルのPC新製品として、TV視聴・録画が可能な21.5型の液晶一体型デスクトップPC「dynabook REGZA PC D81/T9M」「dynabook REGZA PC D71/T7M」「dynabook REGZA PC D71/T3M」を発表した。
発売予定は5月下旬で、価格はオープン。税別の店頭予想価格は、D81が220,000円台半ば、D71/T7Mが200,000円台半ば、D71/T3Mが140,000台円半ば。
dynabook REGZA PC D81/T9M
dynabook REGZA PC D81/T9Mは、2基の地上/BS/110度CSデジタルTVチューナーに加え、電源オフから約1秒でTVが起動する「今スグTV」用に1基の3波デジタルTVチューナーを搭載したモデル。タッチ対応の21.5型フルHD液晶(1,920×1,080ドット)を搭載し、同社デスクトップPCの最上位機種となる。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ (2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリがPC3L-12800 8GB (8GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600 (CPU内蔵)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、1000BASE-T対応有線LAN、Bluetooth 4.0を装備。インタフェースはUSB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI入力、92万画素Webカメラ、SDカードスロットなど。オンキヨー製のステレオスピーカーを搭載する。
サイズはW516×D170×H365mm (最小傾斜時)、W516×D240×H330mm (最大傾斜時)、重量は約8.0kg。Adobe Photoshoop 12が付属する。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラックの2色。
dynabook REGZA PC D71/T7M・D71/T3M
dynabook REGZA PC D71/T7Mは、D71シリーズの上位モデル。CPUにはD81と同じCore i7-4710MQを採用するが、タッチ機能や「今スグTV」用チューナー、Adobe Photoshoop 12が省かれる。これ以外の主な仕様はD81に準じるが、重量は1kg軽い7.0kgとなる。カラーはリュクスホワイト、プレシャスブラックの2色。
dynabook REGZA PC D71/T3Mは、D71シリーズの下位モデル。上位モデルD71/T7Mとの主な違いは、Celeronプロセッサの搭載、TVチューナーが地上デジタルチューナー×1基となる点、光学ドライブにDVDスーパーマルチを搭載する点など。
この他の主な仕様は、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリがPC3L-12800 4GB (4GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、ストレージが2TB SATA HDD、OSがWindows 8.1 Update 64bitなど。通信機能やインタフェース、本体サイズや重量は上位のD71/T7Mと同等。