りそなグループのりそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行は13日、新たなビジネスマッチングの取組みとして、「りそなものづくりネットワーク」を創設したと発表した。

多くの中小企業が「技術力はあるが大手企業との接点が少ない」という課題を抱えている一方で、大手企業側にも「技術力がある中小企業に発注したいが探索が困難」という課題があるという。同ネットワークを通じ、大手企業と中小企業が接点を持つ場を提供することで、潜在的なビジネスチャンスを具現化し、国内のものづくり企業を応援していくとしている。

同ネットワークは、大企業・中堅企業を中心に技術や製造面での課題・ニーズを開示し、全国のりそなグループ傘下銀行の取引先の中から対応可能な企業を無償で探索・紹介するもの。

「りそなものづくりネットワーク」の主な特徴

  • ものづくり分野に特化

  • 発注情報を起点としたビジネスマッチング

  • りそなグループ約9万社の取引先情報の活用

また高度な技術課題については、自治体や公設研究試験機関、大学等とも連携し、ものづくり企業を強力に下支えするオープンプラットフォームの構築を目指していくとしている。