みなさんは外出時、音楽を聞いていますか? マイナビニュースが20代の男女を対象に実施した音楽聴取に関するアンケートによると、全体の約71.1%の人が携帯音楽プレイヤーまたはスマートフォンで音楽を楽しんでいるとのこと。スマートフォンを音楽プレイヤーとして利用している人も25%超とスマホ時代を反映する結果となりました。
また「イヤホンまたはヘッドホンを購入する際に何を重視しますか」という問いに対しては、全体の63.2%が「価格」、次いで47.6%が「音質」、35.2%が「デザイン」を重視しているとの回答。このほか、「あなたの理想のイヤホン/ヘッドホン」についても聞きました。こちらの質問の回答として多かったのは、色がかわいいもの、シンプルで使いやすいものフィット感のよいもの、手ごろな値段のものなどでした。
この結果を見ると、20代の若者には価格や音質に加え、"デザイン"も製品を選ぶうえで重要な要素となっているようです。確かに最近、個性的なヘッドホンで音楽を楽しんでいる若者を、電車や街中で見かける機会が増えたように思います。
そこで本稿では、この"デザイン"にフォーカスして開発されたヤマハのヘッドホン「HPH-M82」を、だいたい20代(たぶんまだ若者)のマイナビニュース女子編集者が女子目線で製品レビューをしていきたいと思います。
豊富なカラバリを用意! どんなファッションにもマッチする?
ファッションアイテムの感覚で持ち運べるヘッドホン―――。製品発表会でも語られた通り、HPH-M82は、デザインにフォーカスした製品です。ヘッドホンというと「いかつい」「オーディオマニア向け」というイメージがありますが、本製品は「ファッション小物感覚でアクセサリーのように楽しめる」(同社)をコンセプトに開発されています。
カラーバリエーションも豊富で、ジュエリーゴールド/ ボルドーブラウン/ アーバンネイビー/ ソフィスブラック/ ピュアレッド/ アクティブホワイトの6色を用意。頭に装着すれば、カラフルなヘアバンドをしているようにも見えます。
HPH-M82はデザインだけでなく、各部のつくりもこだわっています。イヤーカップは特徴的なスクエア形状で、イヤーパッドには低反発素材を使用。パッド表面には肌触りの良いナイロン繊維が使われています。装着感は快適で、長時間使っても湿度がこもることがありません。
イヤーカップからのびるケーブルはボディと同系色で、マイク内蔵型のリモコン付き。音楽の再生や音量の調整が手元で行えるほか、ヘッドホンをしながら音声通話も可能です。
価格も10,000円弱と手ごろなので、いわゆるオーディオマニア向けのハイエンドな製品ではなく、どちらかと言うと初心者から中級者にシフトした製品と言えます。とは言え、スピーカーには新開発の大口径40mmドライバーや振動板に剛性と柔軟性に優れた独自のタンジェンシャル・エッジを採用するなど、音質に対するヤマハのこだわりはこの製品にも見られます。実際にiPhooneを使って楽曲を聞いてみると、付属のイヤホンとはやはり違います。バンドヴォーカルの声が伸びやかになっただけでなく、息遣いが感じられ、また頭の中で楽器の配置が想像できるような気がしました。
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HPH-M82は、個性的なデザインを採用しながら、どんなファッションにもマッチするデザインと豊富なカラバリを用意したヘッドホンです。自身の音楽プレイヤー/スマートフォンに付属する純正イヤホンに満足できない人にはもちろんのこと、現在使用しているイヤホン/ヘッドホンのデザインに満足していない、という人にもオススメできる製品です。本稿を読んでHPH-M82に興味を持った方は、ぜひビックカメラ、ヨドバシカメラなどの販売店で実機をチェックしてみてください。
■ 本稿に使用したアンケートデータ
調査内容:携帯プレイヤー/スマートフォンでの音楽聴取に関するアンケート
調査時期:2014年4月25日~2014年5月2日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:617件
調査方法:インターネットログイン式アンケート