NTTドコモは14日、2014年夏モデルとして、4.3インチ液晶を搭載し、クラス最高である約2,070画素のCMOSカメラを装備したAndroidスマートフォン「Xperia A2 SO-04F」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を発表した。6月中旬より販売を開始する。
同製品は、4.3インチのTFT液晶を装備したAndroid 4.4搭載スマートフォンである。ラウンドフォルムにアルミフレームを採用し、指紋がつきにくいマットに仕上げた背面パネルを組み合わせている。本体はIPX5/8の防水、IP5Xの防塵機能を装備し、イヤホンジャック部分はキャップレス防水に対応する。
また、文字やアイコンが大きいホーム画面の採用、シンプルホームの搭載、入力ミスを検知して正しい変換を行う「文字アシスト機能」など、使い勝手の向上にも注力している
カメラは有効画素数約2,070万画素(メイン)と約220万画素(サブ)のCMOSカメラを装備。シャッターを押したあと、前後1秒ずつ、合計61枚の写真撮影ができる「タイムシフト連写」、テーマを選択し、動きのあるエフェクトや効果音と一緒に動画も撮影できるARエフェクトなどのアプリを用意。また「+アプリ」からカメラアプリをダウンロードして追加することで、本体のカメラ機能をカスタマイズできるようになる。
バッテリーの容量は2,300mAh。「STAMINAモード」に設定することで指定したアプリの待機中の動作を制限し、バッテリー消費を抑えることができる。最大連続待ち受け時間は、LTEで約450時間、3G回線で約500時間、GSMで約410時間。内蔵のROMは16GB、RAMは2GB。外部メモリとして、microSDカード(最大2GB)とmicroSDHCカード(最大32GB)、microSDXCカード(最大128GB)を利用可能。
そのほか、dマーケット、おサイフケータイ(NFC:FeliCa搭載)、Bluetooth Ver.4.0、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac)、GPS、FOMAハイスピード、国際ローミングサービス「WORLD WING」に対応。テザリングは10台まで接続可能。LTE対応周波数帯は2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz。最新の動画圧縮規格「H.265/HEVC」にも対応する。
サイズは約65(W)×128(H)×9.7(D)mm、重量は約138g。カラーはラベンダー、ホワイト、グレイブラック、オレンジの4色をラインナップ。オプションとして急速充電が可能となる「ACアダプタ05」を用意している(卓上ホルダを併用した場合は「急速充電2」非対応)。