パナソニックは5月14日、薄型のシアターバースピーカー「SC-HTB8」を発表した。発売は6月13日。価格はオープンで、推定市場価格は14,000円前後(税別)。

シアターバー「SC-HTB8」

シアターバースピーカーは、設置スペースの限られた環境でも臨場感の高いサウンドを実現する機器だ。しかし、テレビの前面に設置するため、リモコン受光部や各種インジケーターなどをふさいでしまうことがある。SC-HTB8は、W750×D118×H65.5mmという薄型のキャビネットを採用しており、テレビの前面に設置しても、テレビ操作の邪魔にならない。薄型のスタイルを生かした壁掛け設置にも対応している。本体の質量は約2.3kg。

実用最大出力は27W×2。1ボックスのパッシブラジエーター式キャビネットが採用されており、スピーカーユニットはφ8cmフルレンジ。音の左右の広がりを強調するサラウンド効果や、音声をクリアに再生する「快聴音」機能も搭載している。

入力インタフェースは、光デジタル音声×1にアナログ音声×1。Bluetooth接続に対応しており、スマートフォンなどからワイヤレスで音楽再生を行うことも可能だ。パナソニックの提供するスマートフォン向けの音楽再生アプリ「Panasonic Music Streaming」も利用できる。Bluetoothのバージョンは3.0。対応プロファイルはA2DPで、コーデックはSBCに対応する。