セブン&アイ フードシステムズが運営するデニーズでは、5月27日より、「デニーズ流 本格派エスニック」をテーマとしたフェアを開催する。
アジアの香り漂うラインアップ
同企画では、アジア料理をベースとしたバラエティー豊かなメニューを6種類とりそろえる。「マッサマンカレー」(894円)は、2011年にアメリカの人気情報サイト「CNN GO.com」で「世界で最もおいしい50種類の食べ物(World's 50 most delicious foods)」という企画で第1位に選ばれた一品。
もともとはタイ南部で食べられていた料理で、同店ではより本場の味に近づけるため、独特の香りと酸味を持つ「タマリンド」という果実やスパイス等を現地で調合した。それをソースにして日本に輸入しているほか、ココナツミルクやピーナツを合わせることで、辛さの中にも深いコクと上質な甘みが広がる味わいに仕上げた。やわらかく煮込んだ鶏肉とパプリカ、ナスで華やかな彩りを加え、食感のアクセントにローストしたピーナツがふりかけられている。
「トムヤムクンのフォー」(894円)は、トミヤムクンにフォーを加え、デニーズ流にアレンジした一品。スープはチキンをベースとし、レモングラスやコブミカンの葉、タイのショウガなどのハーブやスパイスを効かせている。また、タイの魚醤(ぎょしょう)・ナンプラーやチリ・イン・オイルなどタイの調味料を合わせ、ミルクを加えることでコクとまろやかさをプラスした。本格的な辛さと酸っぱさ、甘さが複雑に絡み合った味わいが特長となっている。
「ガパオガイ」(932円)は、刺激的な辛さが特徴。香りの強いフレッシュなホーリーバジルと鶏肉を、ナンプラーや唐辛子などで味付けした。目玉焼きの黄身をくずして絡めると辛みがマイルドになり、レモンを搾れば爽やかな風味がプラスされる。また、付け合わせのサラダにかけるのは、ナンプラーににんにくと唐辛子を加えた甘めのレモンドレッシング。ワンプレートでさまざまな味わいを楽しめる一品となっている。
「鶏と野菜のフォー」(797円)は、鶏のうま味を凝縮させたスープに、ナンプラーのコクと風味が溶け合った一品。レタスやトマトなどの野菜の食感と、つるつるとした喉越しのフォー、柔らかな蒸し鶏の具材感が特徴となっている。別皿で提供されるパクチーとレモンを加えることもでき、香りや味の変化を楽しめる。
「牛肉のフォー」(948円)は、甘辛いタレを牛カルビに絡めたジューシーな牛焼き肉が特長。スープには隠し味として、にんにくと唐辛子、レモン果汁などを使ったエスニック風味の甘酸っぱいをタレを使っている。
「ナシゴレン」(894円)はレモングラスの香りを際立たせたアジア風チャーハンで、半熟の目玉焼きをくずせばまろやかなコクが加わる。炭火で焼き上げた鶏もも肉に甘めのタレを絡めた串を添え、香りと食感のアクセントにピーナツがふりかけられている。
新作パンケーキも
また同店では、6月10日から「パイナップルとココのパンケーキ」(599円)を提供する。同商品は、同店の「ふんわりパンケーキ」の新作。ふっくらとした生地のパンケーキに、ココナツシロップ入りのなめらかなクリーム、バニラアイス、パイナップルをトッピングしている。仕上げにローストしたココナツをふりかけ、香ばしさをプラスした。