NECパーソナルコンピュータは14日、Android搭載の8型タブレット「LaVie Tab E TE508/S1」(TE508/S1)と、10.1型の「LaVie Tab E TE510/S1L」(TE510/S1L)を発表した。価格はいずれもオープン。出荷時期と店頭予想価格は、8型のTE508/S1が6月下旬で税別20,800円前後、10.1型のTE510/S1Lが5月下旬で税別31,800円前後。
TE508/S1
7型クラスのボディに8型IPS液晶を搭載した、エントリー向けタブレット。解像度は1,280×800ドットで10点タッチに対応する。本体はラバーコーティングが施され、カラーはネイビーブルーとホワイトの2色。OSはAndroid 4.2を搭載するが、4.4へのアップデートを予定する。
主な仕様は、プロセッサがクアッドコアのMT8121(1.3GHz)、メモリが1GB、ストレージが16GB、カメラ機能が前面200万画素/背面500万画素など。主なインタフェースはmicroUSB×1、microSD/SDHC対応カードスロット×1、ヘッドホン/マイク入力共用ミニジャック×1など。通信機能はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.0。センサー類はGPS、加速度を備える。
本体サイズはW136×D217×H8.95mm、重量は約360g。バッテリ容量は4,200mAhで、バッテリ駆動時間はWeb閲覧時で約8時間。
チュートリアル動画や、写真や動画をPCと共有できる「コンテンツナビモバイル」など、初心者向けの独自コンテンツを搭載。また、電子書籍サイト「eBook Japan」のコンテンツを2,160円相当(540円クーポン×4)購入できるクーポンが付属する。
TE510/S1L
1,280×800ドット解像度の10.1型IPS液晶を搭載し、家族間での共用を想定したモデル。Dolby Digital Plusのスピーカーをフロント側に設ける。カラーはネイビーブルーのみ。ディスプレイを除く主な仕様は8型のTE508/S1に準じる。
本体サイズはW264.1×D176.56×H8.9mm、重量は約570g。バッテリ容量は6,340mAhで、バッテリ駆動時間はWeb閲覧時で約8時間。チュートリアル動画の改善や「eBook Japan」のクーポンなどの特典も、TE508/S1と同等。