NTTドコモは14日、国内携帯電話キャリアで初となるLTE回線を利用した音声通話サービス「VoLTE」を6月下旬より提供すると発表した。
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VoLTEは、LTE回線を利用した音声通話サービスで、従来に比べて低音から高音までをクリアに伝えられるのが特徴。スピーディーな発着信も可能となるほか、通話中のインターネットアクセスもスムーズになる。また、QVGA相当の高精細で滑らかなビデオコール(テレビ電話)をクリアな音質で利用することができる。
VoLTEはXi対応エリアで利用可能。Xiエリア外では従来の回線交換による音声通話が可能。また、通話中に一方が3Gエリアに移動した場合、音声通話は自動的に回線交換による通話へ切り替わり、再度Xiエリアに移動してもVoLTEには切り替わらない。ビデオコールは音声・映像ともに切断される。
なお、同サービスは、Xiユーザーであれば利用できるが、対応端末を用意する必要がある。対応スマートフォンは、2014年夏モデルとして登場した「GALAXY S5 SC-04F」「Xperia Z2 SO-03F」「AQUOS ZETA SH-04F」「ARROWS NX F-05F」の4機種。対応タブレットも夏モデルとして登場した「AQUOS PAD SH-06F」「Xperia Z2 Tablet SO-05F」の2機種。対応時期はスマートフォンが6月下旬から7月、タブレットが7月以降の予定となっている。
5月14日15時50分更新
記事初出時のタイトルを「ドコモ、国内携帯キャリア初の「VoLTE」を6月下旬より提供 - 東名阪から」としておりましたが、"東名阪から開始"は誤りとなり、正しくは"Xi対応エリアであれば利用可能"となります。これを踏まえ、タイトルおよび本文の一部を修正しました。読者ならびに関係者のみなさまに深くお詫び申し上げます。
