映画『相棒-劇場版III-巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』の大ヒット御礼舞台あいさつが13日、都内で行われ、キャストの水谷豊、成宮寛貴、川原和久、山中崇史と和泉聖治監督が出席した。
舞台あいさつには、花言葉が感謝・感動のカーネーション1009本で作られたパネルが登場し、主演の水谷は、「"センキュー"という言葉しかない。まだまだ多くの方が観てくださって、感動してる」と感慨深げ。先月26日の公開前後にかけて全国で舞台あいさつを行ってきた本作だが、この日は、前人未到の71回目を迎え、「みなさんにお会いする機会もないので、こういうのも良いですね」と話すと、成宮も「ファンのみなさんに会って、『相棒』ってスゴイんだと日々思ってました」と手応えを感じたようだった。
連続ドラマのシーズン11から相棒を務める成宮だが、撮影中に水谷が娘で女優の趣里とうれしそうにメールをしていたことを明かすと、水谷は「おしゃべりですね」と一喝しつつ、成宮を「本当に優しくて面倒見が良い。『これ食べてください』とか言ってて、母と一緒にいるよう」とベタ褒め。「ずっと健康でいて頂きたいので」と照れ笑いする成宮は、「降水確率が70%でも晴れにする、すごい晴れ男。ミスター・ウェザーです」と褒め返すと、「他の作品で和泉監督とご一緒した時に出番じゃないのに呼び出され、『夕日を出してくれ』と言われた」と苦笑いしていた。
本作は、2000年にテレビ朝日系で放送がスタートした刑事ドラマ「相棒」シリーズの劇場版最新作。警視庁特命係の杉下右京(水谷)と3代目相棒の甲斐享(成宮)が、ある不可解な死亡事故の調査で訪れた“鳳凰島”に隠された謎に挑む――というストーリーで、映画は全国公開中。