富士通は14日、2014年夏モデルのPC新製品として、23型の一体型デスクトップPC「ESPRIMO FH78/RD」を発表した。計30W出力のスピーカー、2基の地上/BS/110度CSデジタルチューナーを搭載している。発売は5月23日の予定で、価格はオープン。店頭予想価格は税込260,000円強。
液晶スタンドにバー状に設置されたパイオニア製スピーカーが特徴。10W+10Wのステレオスピーカーと10Wのサブウーファーで迫力あるサウンドを提供する。テレビ機能では、6月のアップデートでHybridCastに対応するほか、外出先のスマートフォンやPCから録画済みの番組を視聴できるようになった。一方、前モデルで搭載していたクイックテレビ用のチューナーは省かれた。
FH78/LDの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ (2.50GHz)、チップセットがMobile Intel HM86 Express、メモリがPC3L-12800 8GB (4GB×2)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600 (CPU内蔵)、ディスプレイが23型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット、タッチパネル)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応BDドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。
通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0+HS、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANを備える。インタフェースはUSB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI入力、SDカードスロット、92万画素HD Webカメラなどを用意する。サイズはW571×D201×H431mm、重量は約10.8kg。