Lenovoは5月13日(米国時間)、米オーランドで開催中のAccelerate 2014 Partner Forumで、ビジネス向けの10.1インチWindowsタブレット「ThinkPad 10」を発表した。6月にwww.lenovo.comなどで発売する。価格は599ドルから。

ThinkPad 10は、ビジネスユーザーのニーズに応える柔軟性を特徴としている。オプションの「ThinkPad 10 Ultrabook Keyboard」「Quickshot Cover」「ThinkPad Tablet Dock」(USB 3.0ポート×3、HDMIポート、LANポート、オーディオポート)を活用することで、タブレット、ラップトップ、スタンド、デスクトップの4つのモードで使用可能。アルミニウム筐体とGorillaガラスの本体は、堅牢だが、手に持って快適に「ThinkPad 10デジタイザーペン」を使った手書きが行えるぐらい軽量である。

左からタブレット、ラップトップ、スタンド、デスクトップ

Quickshot Coverは、タブレット使用時にカメラ部分をめくるとカメラ・アプリが起動し、すばやく撮影できる。

OSはWindows 8.1。スペックは後日公開になっており、現時点で明らかなのは、プロセッサにIntelの4コアCPUを採用。メモリーは最大4GB、ストレージは最大128GB。10.1インチ・ディスプレイは1920×1200のIPSパネルで、10ポイントのマルチタッチをサポートする。2メガピクセルのフロントカメラ、8メガピクセルのリアカメラ、Mini HDMIポートを装備。ワイアレス機能はWi-Fi (802.11 a/b/g/n)、Bluetooth 4.0、NFCなど。オプションで3G/ 4G LTEもサポートする。バッテリー駆動時間は最大10時間だ。