キヤノンは5月13日、EOSシリーズ用の交換レンズとして、小型軽量のエントリズームレンズ「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」を発表した。6月上旬より発売し、価格は46,000円(税別)。
EF-Sレンズとして初となる手ブレ補正機構「IS」を搭載するエントリークラスの超広角ズームレンズ。ISはシャッター速度4段分の手ブレ補正効果がある。光学系には、2枚の非球面レンズと1枚のUDレンズを配置。大口径プラスチックモールド非球面レンズの採用で、小型軽量と高画質を両立した。
ステッピングモーター「STM」の搭載により、AF時の静粛性にも優れる。AF合焦後にフォーカスの微調整が可能なフルタイムマニュアルフォーカスにも対応。
主な仕様は、焦点距離が16-29mm(35mm判換算)、最小絞りがF22~F29、レンズ構成が11群14枚、絞り羽枚数が7枚(円形絞り)、最短撮影距離が0.22m、最大撮影倍率が0.15倍。画角は水平が97度10分~64度30分、垂直が74度10分~45度30分度、対角線が107度30分~74度20分。フィルター系が67mm。本体サイズは最大径が74.6mm、全長が72mm、重量は約240g。