京阪電気鉄道は30日から、イベント列車「昭和レトロ ビールde電車」の運行を開始する。今年で5年目となるこの列車は、昭和レトロ感漂う装飾を施した、車内で飲み放題の生ビールが楽しめるという企画列車だ。

「昭和レトロ ビールde電車」

同列車の運行期間は5月30日から8月3日までの月曜を除く毎日(7月21日は運行)。浜大津駅18時26分発・浜大津駅20時02分着の1日1便の運行となる。途中、トイレ休憩のために坂本駅と石山寺駅に停車する。

料金は1名3,500円(生ビール飲み放題、弁当、各種おつまみ付き)。酒類・おつまみの持込みも可能だ。定員72名、最小催行人数20名。月~金曜に限り、30名以上の団体で1両貸切もできる。予約受付開始は5月19日。京阪電気鉄道大津線「ビールde電車予約係」予約専用ダイヤルでの申込み(2名以上から)となる。なお、未成年の参加も可能だが、保護者の同伴が必要となる。

今年は同イベント列車の運行に先立ち、イベント列車として使用するラッピング電車を、営業列車として18日から運行予定。車体に描かれたオリジナルキャラクター「ビアでんでん」などのラッピングにより、鉄道利用者や沿線住民などにイベント列車をPRする。