キヤノンは5月13日、EOSシリーズ用の交換レンズとして、周辺画質を向上させた広角ズームレンズ「EF16-35mm F4L IS USM」を発表した。6月中旬より発売し、価格は154,000円(税別)。
ズーム全域で開放絞り値F4の超広角大口径ズームレンズ。プロ向けのLレンズとしてリリースされる。大口径ガラスモールド両面非球面レンズを含む3枚の非球面レンズを最適な位置に配置し、歪曲収差や像面歪曲、非点収差を抑制。風景写真などで細部にわたってシャープな画質を実現する。
シャッター速度4段分の手ブレ補正機構「IS」を搭載。暗い撮影シーンにおいても手持ちでの撮影が可能だ。AF合焦後にフォーカスの微調整が可能なフルタイムマニュアルフォーカスにも対応する。
主な仕様は、焦点距離が16~35mm、最小絞りがF22、レンズ構成が12群16枚、絞り羽枚数が9枚(円形絞り)、最短撮影距離が0.28m、最大撮影倍率が0.23倍。画角は水平が98度~54度、垂直が74度10分~38度、対角線が108度10分~63度。フィルター径が77mm。本体サイズは最大径が82.6mm、全長が112.8mm、重量は約615g。レンズフード、レンズキャップ、レンズケースが付属する。